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売れるフィギュアと売れないフィギュア(売れるフィギュアを作るには?)

別にフィギュアに限った事では無いけれど、商品である以上
フィギュアは二種類に分かれる。売れる物と売れない物だ。

ではその違いはどこにあるのか?
個別に考えるとゴチャゴチャになるので、売れるフィギュアを考えてみる。
ちなみに今回は非可動の固定フィギュアに限った話。


フィギュアが売れる要素は大小様々ではあるが、
その造形の仕方を極端に言えば二つの要素で説明出来る。

一つは、元になるキャラクターの(魅力の)再現度が高いフィギュア
もう一つは、造形自体に魅力があるフィギュア

大別するとシンプルなこの二つだけである。
それぞれをもう少し詳しく考えてみる。


再現度が高いフィギュア。
つまり好きなキャラクターをそのまま立体化したフィギュア。
好きな物そのものを差し出されれば、ファンなら誰でも嬉しいだろう。
当然これは売れる。

しかし、再現一言で言うが、それはどういう事だろうか。

例えば、キャラクターの設定画と見比べて、フィギュアを正面から見た時、
まるでトレス画の様に大きさ、形、色、瞳のデザインなどそっくりそのまま。
これは間違いなく再現度が高いと言えるだろう。
しかし、横から見ると頭全体が四角くて、少しでも角度をずらせば人間の身体とは
とれも認められないような奇妙な形をしていたとしたら、これは売れにくくなるだろう。

または、どの角度から見ても破綻が無く、原作の設定画にそっくりに作れているとする。
ところが、そのキャラクターはアニメで多くのファンを掴んでおり、アニメ化された際には
元々の設定画とは大きく異なり、アニメ版独特のキャラデザで活躍していたとする。
これもやはり売れにくい。

こんな様な事を言うと、再現度の高さだけが売れる要素とは言えないじゃないかと
言いたくなると思うけれど、実はそうでもない。

上記の売れない例と言うのは、一見再現度が高い要素がある様に思えるかも知れないが、
実際には再現度が低い物の例になっている。

どういう事かと言うと、

「再現度」

再現出来ている度合いと言う意味だが、
上記の例では、この言葉を構成するための重大な要素が抜けているのだ。


それは、「何を」再現しているのか、と言う観点だ。

設定画と顔がそっくりだとか、実際には使われていない設定に合わせていると言うのは
ここで言うべき「再現」をしていない。だから売れないのだ。

では、何を再現していれば、再現度が高いと言えるのか。


それは、「顧客のイメージ」だ


メーカーが狙っていようがいまいが、商品ごとにターゲット層と言う物は自然と絞られてくる。

フィギュアにおける「再現度」と言う言葉は、ターゲットとなる層がそのキャラクターを思い浮かべる時に
イメージする抽象的な像に忠実に作られているかどうか、と言う事に限られている。

つまり、何らかの資料に基づいて忠実に作っていようがなんだろうが、
顧客のイメージに合致していなければ、「何か違う(何か変)」の一言でばっさり切り捨てられてしまう。

勿論、顧客の中には「いや、これはある設定に注目すれば実に忠実に作られているよ」と言う視点を
持っている人も存在するだろう。

しかしそれは、再現度の高さを証明するものではなく、
あくまでも「ある設定に対して忠実である」事や「メーカー側の設定をなぞる技術を評価する」と言う事でしかない。
いかに識者に認められようと、それでは数は伸びない。


では、仮に、ここで言う様な顧客イメージの再現をしなければいけないと言う前提に立った時
そんな事は不可能だろう、と言う様に思えるかも知れない。

個々人のイメージは千差万別、ずれもあれば思い込みもある。
ましてその中の一つに絞ってですら、具体的な図画にする事は物理的に不可能である。

そんな物は再現しようがないではないか?


確かに、100%の精度は現実的に求められはしないだろう。
90%ですら難しいだろう。

しかし、そこで諦めず、ちゃんとそのキャラクターに向き合えば、
逆に言うと、決して可能性が0%と言うわけではないはずだ。

出来るだけ顧客イメージを再現するためにはどうすればいいのか?

それは、顧客全体が、そのキャラクターのイメージを構築するために用いられた
資料の中で、最も多く参照された物は何か?と考えればよい。

わかりやすい例を出すと、コミック原作の作品で、その頃から全くの無名と言うわけでもないが
単行本を10巻出したところで累計発行部数は5万程だった(1巻毎単純計算で5千程度)
しかしこれをアニメ化した途端大ヒットし、DVD・BDが1巻毎に10万枚以上を売り出した。
ちなみに、コミック版とアニメ版ではキャラクターデザインが異なる。


ここまで言えば、まず、再現度を高めるために、選択するべきキャラクターデザインは
コミック版、アニメ版のどちらにすべきかは分かるだろう。

この後も、同じ様に少しずつ要素を狭めていけば良い。
一方、極端に要素を絞り過ぎてもいけない。イメージと言う物はどこまでも抽象的で
絶対的な正解は有り得ない。イメージの中心から遠い所を削っていきながら、
中心に近い要素をある程度複数残す程度で良い。

例えば作品内の時期に合わせて、ストレート、ポニーテール、大きなリボン装着、ショートカット
等と言う風に変化していったとして、この中のどれか一つまで絞るよりは
この4種類を残しておいて比較する事で、このキャラクターの登場時期の多くは
ロングヘアーだった、と言う事にも気づけるだろう。

そこでいきなりショートカットを選ぶと言うのは、少なくともスタート段階では
捻り過ぎと言う物だろう。かように、要素の選定にはある程度遊びを持たせておいた方が良い


そうして、最大公約数的な幅をついていけば、少なくともファンの中の過半数のイメージと
合致する様な像が見えてくるだろう。

企業の努力はそこまでのイメージの絞り込みが出来た所がスタートラインであり
これが一言で言ってしまうとマーケティングと言う物だ。

スタートラインと言ったが、上記のイメージ作りが出来たからマーケティングをやったとは言えない。
あくまで、マーケティングをする対象を絞り込んだに過ぎず、この時点で60%程度まで
顧客のニーズを満たせているとしたら、これを可能な限り100%に近づけていく事、
近づけられる能力がその企業の能力と言う事になる。

不振が続くメーカーは、まずこのスタートラインに立っていないと言う事がほとんどだ。
何となく人気が有るらしいから何となく手を出して、何となく失敗していくのだ。
目標が正確に定まっていないので、失敗の原因を追究しようとしてもそれもまた的外れになる。
結果として、良いキャラクターの商品化の機会を得、ファンに期待をさせながら
全く見当違いの方向に走り、その機会を台無しにしてしまう。
そして同じ事を繰り返すのだ。


また脱線したが、顧客の好きな物を再現すれば売れると言う事、
そして再現するべき「顧客の好きな物」とはイコール「顧客の頭の中のイメージ」だと言う事が一つだ。


もう一つは、ある意味で上記の内容を全て覆してしまう。

つまり、似てなかろうがまるで別人だろうが、あるいは全くのオリジナルキャラクターだろうが
魅力的な物は売れる、と言う事だ。

これは元の絵に関わらず、独自のオリジナル造型を持っている原型師が
逆にキャラクターを自分の造形に当てはめて作る様なフィギュアの事だ。

これは新しいニーズの創出と言う様な物で、
先の例の、元々存在するニーズを満たす事で商売を成立させる方法とは
全く違うアプローチとなる。

通常、こう言った独創的な物を、狙って生み出す事や、
それが売れ始める前にその魅力、波及効果を推し量ると言う事もほとんど不可能に近い。

こう言った、オリジナル造型のフィギュアと言う物は
一般的に、原型師の造形力の高さで売れるのだと思われているが
(実質的にはイコールであり正しいのだが)
本質的に評価されているのは、そのオリジナルのデザインである。

それをわざわざ言及する意味は何かと言えば、
つまりデザインの部分と造形の部分を切り離し、分担する事は可能と言う事だ。

企業はこの点に注目し、名のあるイラストレーターにデザインを依頼し
それを忠実に立体化出来る原型師によって立体化する。

この利点は、まあ色々あるが、
一つ言える事は、結果を想定しやすくなると言う事だ。
原型師が作らない限り世に現れる事が無い原型師独自の造形デザインとは違って
こちらの方法では元となるデザインが有り、イラストが有る。
そうなれば「再現度」の土俵で勝負が出来るからだ。

この場合はデザインと、そのデザインに対する顧客のイメージを再現する事になる。
そして人気が有るイラストレーターのデザインを「再現」出来れば当然売れやすいと言う事だ
(2次元の人気=3次元の人気ではない事は一つ)


しかし、確かにキャラクターのイメージ通りに作れている、
そのデザインをそのまま完璧に立体化している

なのに販売数が振るわない。
そういう商品も存在する。


それは何故か?


既に結構長くなっているので、続きはまた次の機会に。
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フィギュア業界の情勢

最近色々な問屋さん等に話を聞くと、必ず言われるのが
「フィギュアは売れなくなった」と言う事。

特に「今、美少女は売れない」と言う様な話をよく聞く。

もしこれを読んでいる人が今後問屋さん等と仲良くなって
最近どうですか?などと話を振ればやはり「フィギュアは売れないねぇ」と言われると思う。


それぐらいあからさまに、この業界ではフィギュアは売れなくなった(売れていない)
と言う認識が広まっている。


しかし、


同様に業界関係のあちこちの情報を総合すると、明らかに
フィギュアの販売数は増加している。


語弊があると思うので、補足すると、
年間のフィギュア全体の累計数ではほとんど変わらないか、ある程度減少傾向にある
可能性は実際ある(リアルな全体数字を出す事が難しいので断言は出来ない)

が、個々の販売数の最大数値と言う意味では、確実に上限が上がっている。


これは古い時代のデータで、もう数年以上前の話だけど
自分が昔メーカーに勤めていた頃、大体平均して2000個前後。
かなり良い(評価が高い)商品で4000~5000個の間ぐらい。
いささかイレギュラーな商品でも8000個と言った所だった。
(再販があるので、最終販売数はもう少しあると思うけれど)


さて昨今、フィギュアの値段は上がりに上がっている
初めて完成品フィギュアが出回りだした頃は定価で3000円代、
少し良い値段でも4000円~5000円の間で、さらにそこから値引きが有った。

今では1/8程度のスケールでも7000~8000円であったり、
大きいフィギュアが増えてきているのでほぼ1万円、あるいはそれ以上の価格の物が多くなっている。

造型やギミックに求められる水準も上がっているため、単純な比較は出来ないとしても
1.5倍~2倍程に値段が上がっている。


にも、関わらず


近年、5000個、6000個、あるいは万単位の販売数を記録している美少女フィギュアが散見される。
(万単位の物はイレギュラー枠だろうが)

販売価格が極端に上がっている事や、インフレどころかデフレまっしぐらな国内の経済状況を考慮すれば
当時の基準で言うと販売数は3~4倍にもなっていると考えられる。


そしてこれはさほど異常な事でも、予想外な事でもない

それはオタク文化の市場と認知の拡大だ。
熱血系のロボットアニメや、玩具の販促用の番組はかなり少なくなったが
所謂萌え系の作品については、毎年毎年とても個人では追いきれない程の数が放送されている。
市場がもたらず経済的影響力を無視しえなくなったマスコミも一部ではパッシングしつつ
また一部では今、オタク市場が凄い!と言う様な特番を定期的に持ち上げてくる。

自分達の世代は幼少時にはそれこそガンダムやヤマトのブームの後で
アニメと言ったらロボット物や、子供向けの微笑ましい物、縁日でお面が作られるような物しかなかった。

しかし今の若い世代は、自分達の世代では考えられなかった美麗な映像・動画を見て
セクシーに過ぎるのではないかと言う様な女性的な魅力にあふれたキャラクターを見る機会が多くなっている。

そしてもちろん、自分達の時代はガンプラや合体変形するロボットの大型玩具ばかりだったが、
今はデパートにも美少女フィギュアが並んでいる時代だ。

その世代が大きくなり、アルバイトや仕事について趣味にお金を使えるようになってくると
自分達の時代と比べて、フィギュア等を買う習慣がついている層が多いのは当然だろう。

確実に美少女のファンと言うのは、少なくとも数年前に比べて拡大傾向にあるのだ。
そして当然それはフィギュアの販売数に直結する。


では何故、こうまで口をそろえて皆「売れなくなった」とこぼすのだろうか。


それは、売れる数の変化と言うより、売れ方の変化なのだと思う。

例えば、4種類のフィギュアが販売され、数年前なら

2000個、3000個、2500個、2500個

と言う風に売れていた物が、今ではこんな具合だ

500個,6000個,1000個,2500個


どちらも総数は10000個。しかし売れ方には明らかに偏りがある。
特に、昨今は下限の限界突破が著しい。
以前はどんなにフィギュアの完成度がいまいちだったとしても、800個を割る事はそうそう無かったが
今は本当に、300とか400個等と言う、関係者なら数字を聞いただけで病気になりそうな数が
事実として出て来るようになってきている。

この数字は、メーカーなら直ちに部門を縮小して事業転換を考えるか
資金繰りに頭を悩ませ、下手をすれば倒産と言う言葉が頭をよぎる数字だ。

問屋等にしても、このクラスの商品だと一度の取り扱いで出せる利益は
せいぜい数十万(当然一つの問屋が全ての数を賄うわけではないので全出荷数の数分の一の取り扱い)
にしかならない。社員1,2名の月々の給料が払えるかどうか、と言う程度だ。


このクラスの数字が生み出すマイナスのインパクトは、日常類を見ない巨大さだ。
消費者視点ではさほどピンとこないかも知れないけれど、PVCフィギュアを作るには
必ず金型を用いるのだが、この金型代はかなり大きく、勿論それ以外に諸経費がかかる
この金額はフィギュアを数百個販売したぐらいでは、全く回収出来ない。


さて、先ほど、

500個,6000個,1000個,2500個

と言う内訳を例として出したが、これは一つのメーカーの商品とは限らない。
つまり、あるメーカーでは、出す商品出す商品が

500個,500個,500個,500個...


と言う様な事にもなっている。
全身から血を吹きだしながら針の山を全力疾走する様なものだ。

このメーカーで、かつては平均が1000個だった時期も有るかも知れない。
そういう意味では、確かにフィギュアは売れなくなっているのだろう。
このメーカーでは。

一方で、かつては平均2000個だったメーカーが

3000個,5000個,1500個,2000個...

と言う風に数量を伸ばしている例も確かに存在する。

さらにもう一つ補足するなら、この様に販売数を伸ばしているメーカーでも
何回かに一回は、1000個を割る様な販売数になってしまう事もある。
一方で、時々は万を超える事もある。


つまり、どういう事か?

勿体ぶる程でも無い単純な話で、ここ近年の状況を見て分かる事は、
消費者が商品を吟味し、選ぶ様になったと言う事だ。
(昔から勿論その傾向は有ったが、それが顕著になった)


昔はあまり細かいクオリティについて含蓄が無かったため、
好きなキャラクターのフィギュアなら何となく買っていた層も、
目が肥え、真贋が分かるようになってくると、単に好きなキャラだからと言って買ったりはしない。
まして、今は複数のメーカーが同じキャラクターを出す事も少なくない。

出来の悪いフィギュアを買うぐらいなら、別のメーカーがもっと良い物を作るのを待とう、
あるいはどんなメーカーでも良い物が出ない限りは買わない、と言う判断もされる様になった。

これは不況の影響も勿論あるだろうが(また、フィギュアコレクターはスペースの確保に限界がある)、
やはり一番大きいのは消費者の意識、目線の高さが変わってきたと言う事だろう。
(もう一つ補足すると、メーカー・商品の種類が増大していちいち全部買ってられないと言う事もある

今までは許されて来た事が、許されなくなってきていると言う事だ。


数が減って平均500個になってしまったメーカーと、数が減っていない、あるいは増えているメーカーの
違いは、この消費者の意識(ニーズ)の変化に対応しているかどうかと言う違いだ。

漫然と同じ事を繰り返していれば、売れなくもなるだろう。
一方、求められている水準に達するよう、精度を上げ、工夫を凝らし、変化を加えているメーカーは
必ずしも右肩下がりにはならないと言う事だ。

さらに、それほど状況が悪くないメーカーも油断は大敵である。
少し油断して、練りこみが甘い商品を出せば、どんなに有名で大手で、過去の商品実績に
信頼がおかれているメーカーでも、販売数は簡単に1000を割ってしまう。


今は単に原型が上手い、量産クオリティが高い、と言うだけでは満足されない。
(当然、これらの要素は最低限備えているべき)

その商品のターゲットとなる顧客は、何を求めているのか?それを満たすにはどうするべきか?
ベストのタイミングはいつか?許容される価格は?外してはいけない仕様は?

こう言った事を的確に把握・判断し、企画を立て、実行出来る能力が求められるのだ。

上記のような、顧客のニーズを把握し、対応すると言う事は
企業としては至極当然、当たり前の前提ではあるはずだが、こう言った方面に関して
この業界に存在するメーカーはすこぶる意識が低い。


とは言え、こう言った状況は消費者にとって必ずしも悪い事ではないかも知れない。
競争がより激しく、致命的になってきたと言う事は、良い物を作らない者は淘汰され
残されるのは百戦錬磨の本物のサービスを提供する者たちになる、可能性があるからだ。
(残った強い者が必ずしもユーザーフレンドリーとは限らないが)

メーカーにとっても、当たり前に求められる事を当たり前にクリアしていけば良いと言うだけで
何をどう努力しても全く評価されない、報われないと言う状況では決してない。
(実際努力しているのに上手く行かないぞ!と言う所は、きっと何かを勘違いしている)


自分は、この様な決して楽ではない、厳しい競争状態になっている事は
むしろフィギュア業界の正常化につながると考えている。

消費者と言う者は、どこまでも貪欲に、自分の利のため、ワガママになっても良い。
そしてメーカーは、それに応えるためにどこまでもサービスを追及するべきだろう。
(マナーや人間性を度外視しても良いと言う意味ではない)

そう言った健全な精神、健全な経営こそがWin-Winの関係を生み
それぞれに取って最良の将来に繋がる道だと思う。

「売れなくなった」それは良い、事実ではあるだろう。
ではその事実を踏まえ「この先、どうするのか?」この発想・判断をより早くした者が
この先生き残っていくのだと思う。

フィギュア業界の将来は、決して暗くない。





・ついでに

フィギュアの価格高騰について、原材料費や中国工員の人件費増大と言うのも
勿論直接の原因だが、上記の話を踏まえて考えて欲しい。

1000個、1000個、1500個、時々3000個と売っていて、好調と判断、
事業を拡大し、人員を増やし、その結果として販売管理費を増大させた企業がある時期から

500個、500個...となったとしたら、どうなるだろう?


平均1000以上の状態が続くと言う前提で行った投資。
普通それは将来の利益で相殺していく前提で行っているので
その将来の利益が保証されなくなったらどうだろう?

そもそも、根本的に投資以外での負債もまあ、有るのが普通だろう。

しかし事実として販売数量は平均500に近づいている。
次のアイテムは1000売れる?真っ当な経営者ならこれは1000売れるんじゃないか?と言う期待が有っても
500、500で続いていれば希望的な観測は行わないだろう。
しかし事業停止、倒産の道は選びたくない(選べるものではない)

するとどうするか?500個しか売れなかったとしても1000個売れた時と同じ利益が
得られる設定にすれば良い。つまり値段を上げるのだ。

かくして商品の販売価格は上昇するわけだが、これはクオリティがアップしたわけではない。
単にメーカーの財布が寂しいので高くしただけだ。顧客にとっては全く益が無い(直接的には)

その結果、当然に引き起こされる状況が、販売数の低迷である。
全く同じクオリティの物を、単に高くしたら当然そうなる。当たり前の事なのだ。
しつこい様だが、当然なのだ。そうしなければ仕方ないじゃないか、それはそうかも知れないが
販売数量が落ちるのも同様に仕方ないのだ。何故かこの事の責任を他に求める者が存在するが
市場が落ち込んでいるのでも消費者の要求が高すぎるのでも無い、単に
売れないからと言う理由で値段を上げた事に対する当然の報いなのだ。


脱線したが、その様な理由で商品の販売価格は上昇する。
商品のクオリティと比例しない各上昇は販売数量の低下を招く。
販売数量が減ると、また値段を上げる。減る。また上げる。

この流れのまま突き進むと最後にはどうなるか、当事者は聞きたくもないだろうし
言わなくても分かる事だろうから明記はしないが、まあ避けたい道だろう。

幸い(でもないだろうが)、市場の状況は、無暗な乱発を求めてはいない。
今後メーカー側は、人員を最小限に絞り(勿論会社を最も圧迫するのは人件費だ)
それも、実力者、実績を持った人間に絞っての組織再編、
そして企画内容を突き詰め、年間の企画数を減らしてでも、個々の精度を高める事が
今後の必須懸案となるだろう。

これは、自分が何を言わなくても、今後自然とそうなる現象である。
メーカーで働く人間は、今後リストラや、会社自体の倒産リスクとも戦う事になるだろう。
それを予測し、上手く立ち回らなくてはならない。

そうしなければ、最終的には職を失うだろう。
フィギュア業界で10年20年、と言う人間のドロップアウトは悲惨だ。
この業界は(言うほど他の業界を知ってるわけではないが)、退職者が結構多い。
しかし退職した人間はほぼ必ず同業他社を目指す。
他業種に活かせるような経験がほとんどないからだ。自然そうなる。

今はまだ、交換が続く次期だ。メーカー側にその意識が有るにせよ無いにせよ、
より良い人員を求めて募集を続けるだろう。それに乗れば転職成功だ。

しかしやがてメーカーは人員を増やす事を止めるだろう。
それよりは厳選し、絞りにかかる。最終的にはめったに募集はかけない様になるだろう。
せいぜい新卒者で見込みが有りそうな人間の育成に力を入れるぐらいだ。

そんな時代、齢40、50を数え、目立つ実績や立場も無いままに退職し、
同業に行く先が無い、そんな状況には誰しも立ちたくないものだ。


フィギュアの価格が上がるメカニズムと、その結果。
特に結果の方は、メーカーにとって致命の毒になり得る。
メーカーに勤める人達は、その様な間違った商品価格の設定を会社が行っていないか、
行っていたとしてその流れは是正出来るのか?出来ないとして、数年後どうなるか?等と言った事を
クレバーに見つめ、立ち回りを考えなければならない。

願わくば、業界に関わる全ての人々(メーカー、関連企業、消費者)に満足と平穏が訪れ
健全で盛況な業界へとなっていって欲しいと思う。
そしてその理想を築くのは、やはりこの業界の人間次第なのだ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q見たん

見た見たー!個人的には大興奮。
語らずには居られないけど語る相手がほとんど居ないのでここに書く!
文章としてまとめられそうにないからキーワード毎に適当にダラダラ書く!

ネタバレ嫌な人は見ちゃダメ!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓






































・ヴィレ(WILLE)
 ほとんどが元ネルフ職員っぽい。制服のデザインも似ているし人員もそのままなので
 シンジは最初そこがネルフで周りに居るのがネルフ職員だと疑わなかった。
 でも結構最近配属された新人も居るっぽい。
 目的は、使徒の様な敵(ネームレスシリーズ?)の撃退とネルフのエヴァの殲滅=インパクトの阻止かな?
 あの新手の敵がもしネルフが制御している物なら対ネルフ組織と言えば済むね。
 何故かガッツリと共通認識として碇シンジ=悪と言う認識が根付いている。
 これは誰かがそういう風に布教でもしない限りああはならないと思うが・・・
 (特に新人までもが同様の反応を示すため)


・新しい敵
 なんたらシリーズとか言われていたけどよく分からない。
 使徒と同様、パターン青で認識され、ATフィールド(の様なバリアー?)を持ち、
 コアを破壊しなければ倒せない。使徒と違って同じ形の物が多く存在する模様。
 また違う種類の物でも形状に共通性があり、平面が重なっている様な
 幾何学的なデザインで、折れた板を開くように体積を数十倍数百倍に広げる事が出来る
 エヴァンゲリオンMark.09の部品にもなっている?(→アダムスの器?)


・ヴンダー
 空を飛ぶ超巨大戦艦。神殺しの力を持つらしい(神とは?アダムやリリス?)
 神殺しと言う呼称はヴィレのメンバーが自主的に定めたものではなさそう。
 発掘した物?何かの再利用品?翼に当たる部分やむき出しの骨格に見える部分等
 生物の様な意匠も窺えるほか、ATフィールドを展開する事も可能。
 また、航行中に翼の先端が地面に接触してもほとんど破損していない事から
 強度も異常。ATフィールドのおかげかも知れないが。
 エヴァゲンリオン初号機は動力として初めて完成を見た様子。
 出航準備前に敵に襲われ、初飛行の瞬間主翼に大穴を開けられビキビキにヒビを入れられ
 その後はアダムスの器のビームで爆破されまくりでボロボロに


・初号機
 宇宙空間に箱詰にされて漂っていた。
 ヴィレが強奪と言う言葉を使っていたので、何者かの管理下には有った模様
 ヴィレの強奪を阻止するように例の敵が出現したため、ネルフの支配下にあったと考えるべきか?
 ヴィレが強奪しようとした目的はヴンダーの動力として使うため
 ヴィレが欲しかったのはあくまでヴンダー動力源であって、碇シンジではなかったと思われる
 12秒だけ覚醒状態になったと言う。覚醒の意味は単に起動状態に入ったと言う意味か、
 もっと別の意味が有るかは微妙な所。だが、他のエヴァでヴンダーの動力を代替出来ない事や
 その扱われ方からして、破ラストの様なシン化形態を維持していると思われる。


・アダムスの器
 作中ではエヴァンゲリオンMark.09を指して言われた言葉
 実際はエヴァンゲリオンとは違う物であるらしい。
 リリスのコピーであるエヴァに対してアダムのコピータイプと言う意味かも知れない。
 あるいは、新劇場版のセカンドインパクト時に写った4体のアダム?の肉体、とか?
 アスカがMark.09をアダムスの器なのだと認識していたのかは分からないけれど、
 パターン青と反応した時に驚いていたので、使徒をそのまま使った物ではない?
 アダムスの器が使徒に近い物なのか、Mark.09がアダムスの器+使徒あるいは新たな敵の
 混ぜ物なのかはよく分からない。どちらにせよMark.09の再登場は無いだろう


・ミサトへの違和感
 葛城ミサト大佐。43歳(のはず)。ヴィレの司令官として冷徹な態度を崩さない。
 恐らく14年ぶりに再会したであろう碇シンジに対しても、呼び方に戸惑う程であり
 親しみを見せる事もなく、むしろ突き放し、警戒を露わにしている。
 これが碇シンジがサードインパクトを起こし、世界を破壊した事への憎しみに
 起因する態度なのだとしたらどうにも腑に落ちない。
 ミサトは破において初号機を覚醒させ、綾波レイを救うために進むシンジに
 自分のために行きなさいと訴えていた。
 その結果として悲惨な事が起きたとして、掌を返してシンジを罪人だと蔑むだろうか?
 知らずに起こした事への罪を問うなら、知らずにそれを促す事も同罪だと、恐らくは
 本人であってもそう考えるだろうし、単なる時間経過でその理論が覆るだろうか?
 この事が、Qは破の続編ではない?と言う考えを起こさせる一因にもなっている。

 一方で、シンジが明らかにヴィレの意向を無視し、ネルフに向かった際首の爆弾を
 起爆させるチャンスが有り、勿論起爆するべき状況であったにもかかわらず
 最後まで起爆させる事が出来なかった。全くの他人で何の感慨も無い、と言う事もまた無さそう


・何故カヲルは爆弾つきの首輪をつけたのか
 これは単に、カヲル自身もフォースインパクトを起こすべきではないと考えたためだと思う。
 まあ二つの槍による世界改変の事もフォースインパクトと呼ぶ可能性はあるけれど
 とにかく、自分が意図していない方向でエヴァが覚醒してしまう事は避けたかったのだろう。
 万一そのまま覚醒すれば、シンジが死んでしまう。二人とも死なない様に首輪を捨ててしまうと
 覚醒したエヴァにより世界がもっと悲惨な事になってしまう。
 そのための抑止力として不測の事態が起きた時には自分が死ぬ事を覚悟していたのだろう。


・ピアノ
 シンジが明らかに音楽家として天才だろって言うのはとりあえず置いておいて
 第13号機がリリスの結界を突破する際に、ピアノの連弾と同じだと言っていたが
 むしろ、第13号機を操り、リリスの結界を突破するために二人の呼吸を合わせるための
 訓練としてピアノ連弾があったと考えるべきかも


・第13号機
 この機体だけ頭に第の字がついている。最終的に第13使徒として完成するためか。
 何故複座型なのか、と言うのは作中で説明されている通り、リリスの結界を抜ける事と
 ロンギヌスともう一本の槍を持つためには魂が二つ必要だったから
 これは恐らくATフィールドが二種類必要だと言う事じゃないかと思う。
 細かい理屈は自分でもよく分からないが。
 疑問としては、Mark.09が結局一緒についてくるので、カヲルとレイ(仮)だけでも
 件の任務は遂行出来たのではないかと言う事。まあ実際にそれが出来るだとしても
 計画遂行のためにシンジを引きずり込む事が必要だっただろうけれど


・将棋
 これは聞いた話だけど、冬月が31手後に君の詰みだと発言してから31分後がカヲル爆死シーンらしい。
 まあ31分ってのは完全にメタなので、冬月の発言自体に意図があったとは考えられないが、
 暗喩としてカヲルを失い、シンジが拠り所を無くす所まで冬月(ネルフ)の計画に
 入っていたと考えられる。
 将棋も物語的には特に意味は無いのだろうけど、将棋崩しを始めて、
 シンジは山を崩(サードインパクトで世界を破壊)し、冬月はそれを並べ直した
 (その破壊された世界にあっても駒を配置し、数十手先を読んでそれを動かす)事は
 分かりやすい比喩表現だったと思う。


・綾波レイ?の声
 シンジがアスカやその他に脅かされている時、シンジには綾波レイ?の声が聞こえていたが
 他の人員は特にその声自体には反応して居なかった様に思える。
 綾波レイ(仮)が肉声による通信を行っていたなら周囲の人員にも当然聞こえるはずであるし
 超常的な力で発信していたとしても、後のシーンを見る限りシンジとレイ(仮)にはその様な
 特別の繋がりや能力は見受けられない。あの声は初号機に保存されていたレイの声だった?
 もしくは、他のメンバーにも聞こえていたけれど敵の手口としてそう言う事が想定されていたので
 いちいち反応しなかった、と言う可能性も無いとは言えない。


・エヴァの呪縛
 なんか皮肉くさい言葉だけれど。アスカの見た目が変わって居ない事を指摘した際に
 この言葉が出たので、呪縛の効果の一つとして不老があると思われる。
 またアスカがリリンと言う言葉を使っていたので、チルドレンはリリン(人間)とは
 違う種類の生き物になっていると言う可能性も有り得る。


・サードインパクトは起こったの?
 少なくともQではそれが14年前にターミナルドグマの最下層で起こった様だ
 しかし破では初号機が覚醒し、リツコがサードインパクトが始まると言っていた矢先に
 Mark.06の投擲した槍により初号機は力を失い、インパクトは阻止された様に見えた。
 仮にその後色々あって結局初号機をトリガーとしてインパクトが起きたのだとして、
 その間シンジは眠っているのか、初号機と一体化していたのかは分からないが、
 災厄の当事者とは言えないと思える。まして、初号機が封印された後に事が起こったのだとしたら
 その間にネルフ職員たちにはその後のインパクトを阻止するための動きも出来たであろうし、
 無力故にそれに及ばなかったとしても、自分達を戒める事無く碇シンジ一人に罪を押し付けるだろうか?
 それに、封印された初号機を放置しておいたらインパクトが起きたと言う事でも無く
 恐らくゲンドウかゼーレ、あるいはそれ以外の何者かが画策した事に寄り最終的に
 インパクトが起きたはずなので、普通に考えて恨むべきは凍結されたまま道具にされた子供ではなく
 それを利用して具体的にインパクトを起こした何者かを素直に恨むのが普通だろう。

 この一連の違和感から、破はQより後に起こった事とも考えられる。
 破でカヲルはサードインパクトを阻止すると同時に「今度こそ君だけは幸せにして見せる」と宣言する
 今度こそ、と言うのは以前に幸せにしようと試みたか、幸せでなかった以前を知っていればこそ
 出る発言だと思える。
 Qでは「これは君の望んだ幸せではなかった」「また会えるよ」と意味深な発言もしている。
 シンジがサードインパクトをそのまま起こしたのがQで
 その時にシンジを幸せに出来なかった記憶を持ったカヲルが破でサードインパクトを阻止した。
 そしてそこから先のストーリーはまだ公開されていない(Qは破の先ではない)可能性も有り得ると思う。


・Mark.06や二本の槍
 リリスの死体が封印されている空間にも謎がいっぱい。
 まずあの空間自体がリリスの結界によって閉じられ、何者も侵入出来ない状態だったはず。
 であるにも関わらず、槍はすり替えられ、カヲルの認識とは違う現象が起こっていた。
 仮にリリスの結界を抜けて工作する事が実際に絶対不可能だとするなら、考えられるのは
 初めから対の槍などは無い、もしくは少なくともリリスを封印するためには用いられていなかった。
 そしてカヲルには偽の情報が与えられていた、と考える他ない、んじゃないかな?
 槍を抜いた事でリリスは完全に死んで崩壊し、Mark.06は解放されると同時に
 第12使徒である事が判明した。これは自立型に改造された、と言う点が怪しい
 この自立型への改造=第12使徒の移植ではないだろうか。
 (ところで、アスカ達やカヲルは12番目の使徒が居ない事を気にしていなかったのだろうか)

 恐らくその改造を主導したのはゲンドウ達だと思われる。何故かと言うと
 第13号機をあの場に遣わし、そこで何が起こるかまで全てシナリオに入っていると言う事は
 Mark.06が第12使徒である事も当然把握している事になるからだ。
 カヲルはゼーレから派遣されているので、ゼーレがそれをやったと言う可能性も薄い。
 ゼーレの目的はQの時点で達成されている様だし、それは以前からの目論見通りだと思われるので
 後々にカヲルを欺瞞する要素を配置する意味も無いはず。

 しかし、サードインパクトを未然に食い止め、あの地が封印される時から
 フォースインパクトの発生と抑止まで計画されていると言うのは単純に凄いなと思う。
 死海文書にかなり事こまかに予言されているのかも知れないけど。

 こんな回りくどい事をした理由はゲンドウが話していたけど、
 第13号機を覚醒させ、ゼーレの子供を排除する事。
 第13号機は初号機の様に封印状態になった様だけど、覚醒状態にしておく事にも
 意味が有るなら、第13号機にもまだ使い道があるのかな?
 カヲルの排除なら通常火器とか何かしらの暗殺は出来そうなもんだけど。
 ATフィールドが有ると言っても爆弾で死ぬようなモノみたいだし・・・。

 槍と言えば、インパクトを収束させる描写が有る時って常にエヴァが自身を槍で貫いてる。
 旧劇場版では全ての量産機がコピーロンギヌスで自らのコアを貫いたし、
 Qの過去のサードインパクトではMark.06がリリスごと自分を刺していた
 フォースインパクトは第13号機が二本の槍を自分に刺した
 この辺は共通の設定が用意されているのかなと思う。
 (多分ATフィールドを反転させるための道具なんだと思うが・・・)
 とは言え、第13号機が槍を刺してカヲルが爆裂してもフォースインパクトは完全に止まらなかったけどね。


・改めて、なんか新しく出てきた奴ら
 例のなんたらシリーズもそうだし、サードインパクトが起きた(起きかけた)事によって
 他にも何か色々出てきた様にも見える。残された街の残骸に多数の赤い、エヴァによく似た
 巨大な人型が大量に転がっていたり、ドグマのシャフトの壁にインフィニティのなりそこないとやらが
 それこそ無数に連なっていたり、これはちと違うかも知れないけど、次回予告で大量の
 緑のエヴァっぽいのと8+2号機が戦っていたり。
 旧劇場版のサードインパクトではアンチATフィールドが地球全体に広がって生物が皆分解して
 その魂が黒い月に集められていたけれど、あの過程の中であんなわけの分からない変な何かが
 わらわらと出て来るような描写も無かったし、あれらは一体何なのか。
 この辺は情報が足りな過ぎる。


・アスカを助ける?
 Qのラスト付近。滅多に感情をぶれさせないマリがやや怒った風に
 アスカ(姫)を助けろ男だろ!と叱咤してシンジのプラグを飛ばす。
 アスカはアスカで自力でシンジの所までやってきて私を助けてくれないんだ、となじる。
 これはどういう事だろう?アスカは戦闘中の自己判断で脱出をしてるし、
 状況自体はレイ(仮)もシンジもほとんど同じはず。特に他二人に比べて
 能動的に動いたアスカはむしろ自分の意志で行動している分、優位とは言わないでも
 覚悟や状況認識的に冷静でいられる立場にあると思う。
 何故あの状況でシンジがアスカを助けないといけないだろうと言う共通認識が二人に生まれているのか。
 肉体年齢に差が無いとしても28歳のお姉さんと言うかズバリオバサン二人が
 14歳でたった今無二の親友を失った(そもそもヴィレがもたらした爆弾のせいでもある)
 瞬間の子供助けろ助けろと言うのか、よく分からない。
 倍の歳なんだからあんた達が助けてあげなさいよとすら思う。
 地味ながらQの中でもトップクラスに謎な要素と思える。
 「何故あの時アスカを助けなくてはいけなかったのか?」これは結構重要な問題なのかも知れない。

 ところで、首輪が起動した事を把握しているなら普通に考えてあの時点で
 シンちゃんが爆裂しているはず、と言うのがヴィレ側の普通の認識だと思うんだけど・・・
 そこがちょっと引っかかる。


・ところでTVのストーリーと
 Qを見た印象はどうだった?と問われたらきっぱりと「意味不明!」と第一に叫ぶ所だけど
 結構TVの流れは忠実にやってるね。

 ゼルエル戦後、シンジは初号機の中に閉じ込められる
 そして他のメンバーに救出される
 レイ(二人目)を失う
 友達が居なくなる
 一人になった時、カヲルと出会い慰められる
 自分の行動の結果カヲルを失う

 これらの要素はTVとQの共通イベント。そう考えると変わってないはずなのに
 どうやったらあそこまで超展開に出来るのかw本当天才だと思うわ。

 違うのは、レイ(二人目)が恐らく生存している点かな。
 クラスメートも、疎開していったのとサードインパクトに巻き込まれて?生死不明と言うのでは
 違うっちゃ違うけど、トウジの妹も生きてるしどうなったか分からないからそこは保留だな。

 と言うわけでTV版のいよいよ25、26話、もしくは旧劇場版に当たる所まで
 ストーリーが進んでいるわけだけれど、シンエヴァンゲリオンはどんな展開を見せるのか。
 気になり過ぎて吐きそうだが、何となくシンジとアスカとレイが荒野を歩いていくシーンって
 妙に何か、ジーンとすると言うか、凄い内側に何かを流し込まれるような感じで非常に感じ入る物が有る。

 次の映画が始まった瞬間また全然違う何だよこれ!何なんだよこれ!を見せられる可能性もあるけれど
 素直に楽しみにしたいと思う。3年以内に放映されたらいいなー

 Q自体も何回も見直したいと思うので早くディスク化して欲しい。
 (映画館で見るのは苦手なのよ・・・)


 特にまとめずに終わる。
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