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売れるフィギュアと売れないフィギュア(売れるフィギュアを作るには?)

別にフィギュアに限った事では無いけれど、商品である以上
フィギュアは二種類に分かれる。売れる物と売れない物だ。

ではその違いはどこにあるのか?
個別に考えるとゴチャゴチャになるので、売れるフィギュアを考えてみる。
ちなみに今回は非可動の固定フィギュアに限った話。


フィギュアが売れる要素は大小様々ではあるが、
その造形の仕方を極端に言えば二つの要素で説明出来る。

一つは、元になるキャラクターの(魅力の)再現度が高いフィギュア
もう一つは、造形自体に魅力があるフィギュア

大別するとシンプルなこの二つだけである。
それぞれをもう少し詳しく考えてみる。


再現度が高いフィギュア。
つまり好きなキャラクターをそのまま立体化したフィギュア。
好きな物そのものを差し出されれば、ファンなら誰でも嬉しいだろう。
当然これは売れる。

しかし、再現一言で言うが、それはどういう事だろうか。

例えば、キャラクターの設定画と見比べて、フィギュアを正面から見た時、
まるでトレス画の様に大きさ、形、色、瞳のデザインなどそっくりそのまま。
これは間違いなく再現度が高いと言えるだろう。
しかし、横から見ると頭全体が四角くて、少しでも角度をずらせば人間の身体とは
とれも認められないような奇妙な形をしていたとしたら、これは売れにくくなるだろう。

または、どの角度から見ても破綻が無く、原作の設定画にそっくりに作れているとする。
ところが、そのキャラクターはアニメで多くのファンを掴んでおり、アニメ化された際には
元々の設定画とは大きく異なり、アニメ版独特のキャラデザで活躍していたとする。
これもやはり売れにくい。

こんな様な事を言うと、再現度の高さだけが売れる要素とは言えないじゃないかと
言いたくなると思うけれど、実はそうでもない。

上記の売れない例と言うのは、一見再現度が高い要素がある様に思えるかも知れないが、
実際には再現度が低い物の例になっている。

どういう事かと言うと、

「再現度」

再現出来ている度合いと言う意味だが、
上記の例では、この言葉を構成するための重大な要素が抜けているのだ。


それは、「何を」再現しているのか、と言う観点だ。

設定画と顔がそっくりだとか、実際には使われていない設定に合わせていると言うのは
ここで言うべき「再現」をしていない。だから売れないのだ。

では、何を再現していれば、再現度が高いと言えるのか。


それは、「顧客のイメージ」だ


メーカーが狙っていようがいまいが、商品ごとにターゲット層と言う物は自然と絞られてくる。

フィギュアにおける「再現度」と言う言葉は、ターゲットとなる層がそのキャラクターを思い浮かべる時に
イメージする抽象的な像に忠実に作られているかどうか、と言う事に限られている。

つまり、何らかの資料に基づいて忠実に作っていようがなんだろうが、
顧客のイメージに合致していなければ、「何か違う(何か変)」の一言でばっさり切り捨てられてしまう。

勿論、顧客の中には「いや、これはある設定に注目すれば実に忠実に作られているよ」と言う視点を
持っている人も存在するだろう。

しかしそれは、再現度の高さを証明するものではなく、
あくまでも「ある設定に対して忠実である」事や「メーカー側の設定をなぞる技術を評価する」と言う事でしかない。
いかに識者に認められようと、それでは数は伸びない。


では、仮に、ここで言う様な顧客イメージの再現をしなければいけないと言う前提に立った時
そんな事は不可能だろう、と言う様に思えるかも知れない。

個々人のイメージは千差万別、ずれもあれば思い込みもある。
ましてその中の一つに絞ってですら、具体的な図画にする事は物理的に不可能である。

そんな物は再現しようがないではないか?


確かに、100%の精度は現実的に求められはしないだろう。
90%ですら難しいだろう。

しかし、そこで諦めず、ちゃんとそのキャラクターに向き合えば、
逆に言うと、決して可能性が0%と言うわけではないはずだ。

出来るだけ顧客イメージを再現するためにはどうすればいいのか?

それは、顧客全体が、そのキャラクターのイメージを構築するために用いられた
資料の中で、最も多く参照された物は何か?と考えればよい。

わかりやすい例を出すと、コミック原作の作品で、その頃から全くの無名と言うわけでもないが
単行本を10巻出したところで累計発行部数は5万程だった(1巻毎単純計算で5千程度)
しかしこれをアニメ化した途端大ヒットし、DVD・BDが1巻毎に10万枚以上を売り出した。
ちなみに、コミック版とアニメ版ではキャラクターデザインが異なる。


ここまで言えば、まず、再現度を高めるために、選択するべきキャラクターデザインは
コミック版、アニメ版のどちらにすべきかは分かるだろう。

この後も、同じ様に少しずつ要素を狭めていけば良い。
一方、極端に要素を絞り過ぎてもいけない。イメージと言う物はどこまでも抽象的で
絶対的な正解は有り得ない。イメージの中心から遠い所を削っていきながら、
中心に近い要素をある程度複数残す程度で良い。

例えば作品内の時期に合わせて、ストレート、ポニーテール、大きなリボン装着、ショートカット
等と言う風に変化していったとして、この中のどれか一つまで絞るよりは
この4種類を残しておいて比較する事で、このキャラクターの登場時期の多くは
ロングヘアーだった、と言う事にも気づけるだろう。

そこでいきなりショートカットを選ぶと言うのは、少なくともスタート段階では
捻り過ぎと言う物だろう。かように、要素の選定にはある程度遊びを持たせておいた方が良い


そうして、最大公約数的な幅をついていけば、少なくともファンの中の過半数のイメージと
合致する様な像が見えてくるだろう。

企業の努力はそこまでのイメージの絞り込みが出来た所がスタートラインであり
これが一言で言ってしまうとマーケティングと言う物だ。

スタートラインと言ったが、上記のイメージ作りが出来たからマーケティングをやったとは言えない。
あくまで、マーケティングをする対象を絞り込んだに過ぎず、この時点で60%程度まで
顧客のニーズを満たせているとしたら、これを可能な限り100%に近づけていく事、
近づけられる能力がその企業の能力と言う事になる。

不振が続くメーカーは、まずこのスタートラインに立っていないと言う事がほとんどだ。
何となく人気が有るらしいから何となく手を出して、何となく失敗していくのだ。
目標が正確に定まっていないので、失敗の原因を追究しようとしてもそれもまた的外れになる。
結果として、良いキャラクターの商品化の機会を得、ファンに期待をさせながら
全く見当違いの方向に走り、その機会を台無しにしてしまう。
そして同じ事を繰り返すのだ。


また脱線したが、顧客の好きな物を再現すれば売れると言う事、
そして再現するべき「顧客の好きな物」とはイコール「顧客の頭の中のイメージ」だと言う事が一つだ。


もう一つは、ある意味で上記の内容を全て覆してしまう。

つまり、似てなかろうがまるで別人だろうが、あるいは全くのオリジナルキャラクターだろうが
魅力的な物は売れる、と言う事だ。

これは元の絵に関わらず、独自のオリジナル造型を持っている原型師が
逆にキャラクターを自分の造形に当てはめて作る様なフィギュアの事だ。

これは新しいニーズの創出と言う様な物で、
先の例の、元々存在するニーズを満たす事で商売を成立させる方法とは
全く違うアプローチとなる。

通常、こう言った独創的な物を、狙って生み出す事や、
それが売れ始める前にその魅力、波及効果を推し量ると言う事もほとんど不可能に近い。

こう言った、オリジナル造型のフィギュアと言う物は
一般的に、原型師の造形力の高さで売れるのだと思われているが
(実質的にはイコールであり正しいのだが)
本質的に評価されているのは、そのオリジナルのデザインである。

それをわざわざ言及する意味は何かと言えば、
つまりデザインの部分と造形の部分を切り離し、分担する事は可能と言う事だ。

企業はこの点に注目し、名のあるイラストレーターにデザインを依頼し
それを忠実に立体化出来る原型師によって立体化する。

この利点は、まあ色々あるが、
一つ言える事は、結果を想定しやすくなると言う事だ。
原型師が作らない限り世に現れる事が無い原型師独自の造形デザインとは違って
こちらの方法では元となるデザインが有り、イラストが有る。
そうなれば「再現度」の土俵で勝負が出来るからだ。

この場合はデザインと、そのデザインに対する顧客のイメージを再現する事になる。
そして人気が有るイラストレーターのデザインを「再現」出来れば当然売れやすいと言う事だ
(2次元の人気=3次元の人気ではない事は一つ)


しかし、確かにキャラクターのイメージ通りに作れている、
そのデザインをそのまま完璧に立体化している

なのに販売数が振るわない。
そういう商品も存在する。


それは何故か?


既に結構長くなっているので、続きはまた次の機会に。
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フィギュア業界の情勢

最近色々な問屋さん等に話を聞くと、必ず言われるのが
「フィギュアは売れなくなった」と言う事。

特に「今、美少女は売れない」と言う様な話をよく聞く。

もしこれを読んでいる人が今後問屋さん等と仲良くなって
最近どうですか?などと話を振ればやはり「フィギュアは売れないねぇ」と言われると思う。


それぐらいあからさまに、この業界ではフィギュアは売れなくなった(売れていない)
と言う認識が広まっている。


しかし、


同様に業界関係のあちこちの情報を総合すると、明らかに
フィギュアの販売数は増加している。


語弊があると思うので、補足すると、
年間のフィギュア全体の累計数ではほとんど変わらないか、ある程度減少傾向にある
可能性は実際ある(リアルな全体数字を出す事が難しいので断言は出来ない)

が、個々の販売数の最大数値と言う意味では、確実に上限が上がっている。


これは古い時代のデータで、もう数年以上前の話だけど
自分が昔メーカーに勤めていた頃、大体平均して2000個前後。
かなり良い(評価が高い)商品で4000~5000個の間ぐらい。
いささかイレギュラーな商品でも8000個と言った所だった。
(再販があるので、最終販売数はもう少しあると思うけれど)


さて昨今、フィギュアの値段は上がりに上がっている
初めて完成品フィギュアが出回りだした頃は定価で3000円代、
少し良い値段でも4000円~5000円の間で、さらにそこから値引きが有った。

今では1/8程度のスケールでも7000~8000円であったり、
大きいフィギュアが増えてきているのでほぼ1万円、あるいはそれ以上の価格の物が多くなっている。

造型やギミックに求められる水準も上がっているため、単純な比較は出来ないとしても
1.5倍~2倍程に値段が上がっている。


にも、関わらず


近年、5000個、6000個、あるいは万単位の販売数を記録している美少女フィギュアが散見される。
(万単位の物はイレギュラー枠だろうが)

販売価格が極端に上がっている事や、インフレどころかデフレまっしぐらな国内の経済状況を考慮すれば
当時の基準で言うと販売数は3~4倍にもなっていると考えられる。


そしてこれはさほど異常な事でも、予想外な事でもない

それはオタク文化の市場と認知の拡大だ。
熱血系のロボットアニメや、玩具の販促用の番組はかなり少なくなったが
所謂萌え系の作品については、毎年毎年とても個人では追いきれない程の数が放送されている。
市場がもたらず経済的影響力を無視しえなくなったマスコミも一部ではパッシングしつつ
また一部では今、オタク市場が凄い!と言う様な特番を定期的に持ち上げてくる。

自分達の世代は幼少時にはそれこそガンダムやヤマトのブームの後で
アニメと言ったらロボット物や、子供向けの微笑ましい物、縁日でお面が作られるような物しかなかった。

しかし今の若い世代は、自分達の世代では考えられなかった美麗な映像・動画を見て
セクシーに過ぎるのではないかと言う様な女性的な魅力にあふれたキャラクターを見る機会が多くなっている。

そしてもちろん、自分達の時代はガンプラや合体変形するロボットの大型玩具ばかりだったが、
今はデパートにも美少女フィギュアが並んでいる時代だ。

その世代が大きくなり、アルバイトや仕事について趣味にお金を使えるようになってくると
自分達の時代と比べて、フィギュア等を買う習慣がついている層が多いのは当然だろう。

確実に美少女のファンと言うのは、少なくとも数年前に比べて拡大傾向にあるのだ。
そして当然それはフィギュアの販売数に直結する。


では何故、こうまで口をそろえて皆「売れなくなった」とこぼすのだろうか。


それは、売れる数の変化と言うより、売れ方の変化なのだと思う。

例えば、4種類のフィギュアが販売され、数年前なら

2000個、3000個、2500個、2500個

と言う風に売れていた物が、今ではこんな具合だ

500個,6000個,1000個,2500個


どちらも総数は10000個。しかし売れ方には明らかに偏りがある。
特に、昨今は下限の限界突破が著しい。
以前はどんなにフィギュアの完成度がいまいちだったとしても、800個を割る事はそうそう無かったが
今は本当に、300とか400個等と言う、関係者なら数字を聞いただけで病気になりそうな数が
事実として出て来るようになってきている。

この数字は、メーカーなら直ちに部門を縮小して事業転換を考えるか
資金繰りに頭を悩ませ、下手をすれば倒産と言う言葉が頭をよぎる数字だ。

問屋等にしても、このクラスの商品だと一度の取り扱いで出せる利益は
せいぜい数十万(当然一つの問屋が全ての数を賄うわけではないので全出荷数の数分の一の取り扱い)
にしかならない。社員1,2名の月々の給料が払えるかどうか、と言う程度だ。


このクラスの数字が生み出すマイナスのインパクトは、日常類を見ない巨大さだ。
消費者視点ではさほどピンとこないかも知れないけれど、PVCフィギュアを作るには
必ず金型を用いるのだが、この金型代はかなり大きく、勿論それ以外に諸経費がかかる
この金額はフィギュアを数百個販売したぐらいでは、全く回収出来ない。


さて、先ほど、

500個,6000個,1000個,2500個

と言う内訳を例として出したが、これは一つのメーカーの商品とは限らない。
つまり、あるメーカーでは、出す商品出す商品が

500個,500個,500個,500個...


と言う様な事にもなっている。
全身から血を吹きだしながら針の山を全力疾走する様なものだ。

このメーカーで、かつては平均が1000個だった時期も有るかも知れない。
そういう意味では、確かにフィギュアは売れなくなっているのだろう。
このメーカーでは。

一方で、かつては平均2000個だったメーカーが

3000個,5000個,1500個,2000個...

と言う風に数量を伸ばしている例も確かに存在する。

さらにもう一つ補足するなら、この様に販売数を伸ばしているメーカーでも
何回かに一回は、1000個を割る様な販売数になってしまう事もある。
一方で、時々は万を超える事もある。


つまり、どういう事か?

勿体ぶる程でも無い単純な話で、ここ近年の状況を見て分かる事は、
消費者が商品を吟味し、選ぶ様になったと言う事だ。
(昔から勿論その傾向は有ったが、それが顕著になった)


昔はあまり細かいクオリティについて含蓄が無かったため、
好きなキャラクターのフィギュアなら何となく買っていた層も、
目が肥え、真贋が分かるようになってくると、単に好きなキャラだからと言って買ったりはしない。
まして、今は複数のメーカーが同じキャラクターを出す事も少なくない。

出来の悪いフィギュアを買うぐらいなら、別のメーカーがもっと良い物を作るのを待とう、
あるいはどんなメーカーでも良い物が出ない限りは買わない、と言う判断もされる様になった。

これは不況の影響も勿論あるだろうが(また、フィギュアコレクターはスペースの確保に限界がある)、
やはり一番大きいのは消費者の意識、目線の高さが変わってきたと言う事だろう。
(もう一つ補足すると、メーカー・商品の種類が増大していちいち全部買ってられないと言う事もある

今までは許されて来た事が、許されなくなってきていると言う事だ。


数が減って平均500個になってしまったメーカーと、数が減っていない、あるいは増えているメーカーの
違いは、この消費者の意識(ニーズ)の変化に対応しているかどうかと言う違いだ。

漫然と同じ事を繰り返していれば、売れなくもなるだろう。
一方、求められている水準に達するよう、精度を上げ、工夫を凝らし、変化を加えているメーカーは
必ずしも右肩下がりにはならないと言う事だ。

さらに、それほど状況が悪くないメーカーも油断は大敵である。
少し油断して、練りこみが甘い商品を出せば、どんなに有名で大手で、過去の商品実績に
信頼がおかれているメーカーでも、販売数は簡単に1000を割ってしまう。


今は単に原型が上手い、量産クオリティが高い、と言うだけでは満足されない。
(当然、これらの要素は最低限備えているべき)

その商品のターゲットとなる顧客は、何を求めているのか?それを満たすにはどうするべきか?
ベストのタイミングはいつか?許容される価格は?外してはいけない仕様は?

こう言った事を的確に把握・判断し、企画を立て、実行出来る能力が求められるのだ。

上記のような、顧客のニーズを把握し、対応すると言う事は
企業としては至極当然、当たり前の前提ではあるはずだが、こう言った方面に関して
この業界に存在するメーカーはすこぶる意識が低い。


とは言え、こう言った状況は消費者にとって必ずしも悪い事ではないかも知れない。
競争がより激しく、致命的になってきたと言う事は、良い物を作らない者は淘汰され
残されるのは百戦錬磨の本物のサービスを提供する者たちになる、可能性があるからだ。
(残った強い者が必ずしもユーザーフレンドリーとは限らないが)

メーカーにとっても、当たり前に求められる事を当たり前にクリアしていけば良いと言うだけで
何をどう努力しても全く評価されない、報われないと言う状況では決してない。
(実際努力しているのに上手く行かないぞ!と言う所は、きっと何かを勘違いしている)


自分は、この様な決して楽ではない、厳しい競争状態になっている事は
むしろフィギュア業界の正常化につながると考えている。

消費者と言う者は、どこまでも貪欲に、自分の利のため、ワガママになっても良い。
そしてメーカーは、それに応えるためにどこまでもサービスを追及するべきだろう。
(マナーや人間性を度外視しても良いと言う意味ではない)

そう言った健全な精神、健全な経営こそがWin-Winの関係を生み
それぞれに取って最良の将来に繋がる道だと思う。

「売れなくなった」それは良い、事実ではあるだろう。
ではその事実を踏まえ「この先、どうするのか?」この発想・判断をより早くした者が
この先生き残っていくのだと思う。

フィギュア業界の将来は、決して暗くない。





・ついでに

フィギュアの価格高騰について、原材料費や中国工員の人件費増大と言うのも
勿論直接の原因だが、上記の話を踏まえて考えて欲しい。

1000個、1000個、1500個、時々3000個と売っていて、好調と判断、
事業を拡大し、人員を増やし、その結果として販売管理費を増大させた企業がある時期から

500個、500個...となったとしたら、どうなるだろう?


平均1000以上の状態が続くと言う前提で行った投資。
普通それは将来の利益で相殺していく前提で行っているので
その将来の利益が保証されなくなったらどうだろう?

そもそも、根本的に投資以外での負債もまあ、有るのが普通だろう。

しかし事実として販売数量は平均500に近づいている。
次のアイテムは1000売れる?真っ当な経営者ならこれは1000売れるんじゃないか?と言う期待が有っても
500、500で続いていれば希望的な観測は行わないだろう。
しかし事業停止、倒産の道は選びたくない(選べるものではない)

するとどうするか?500個しか売れなかったとしても1000個売れた時と同じ利益が
得られる設定にすれば良い。つまり値段を上げるのだ。

かくして商品の販売価格は上昇するわけだが、これはクオリティがアップしたわけではない。
単にメーカーの財布が寂しいので高くしただけだ。顧客にとっては全く益が無い(直接的には)

その結果、当然に引き起こされる状況が、販売数の低迷である。
全く同じクオリティの物を、単に高くしたら当然そうなる。当たり前の事なのだ。
しつこい様だが、当然なのだ。そうしなければ仕方ないじゃないか、それはそうかも知れないが
販売数量が落ちるのも同様に仕方ないのだ。何故かこの事の責任を他に求める者が存在するが
市場が落ち込んでいるのでも消費者の要求が高すぎるのでも無い、単に
売れないからと言う理由で値段を上げた事に対する当然の報いなのだ。


脱線したが、その様な理由で商品の販売価格は上昇する。
商品のクオリティと比例しない各上昇は販売数量の低下を招く。
販売数量が減ると、また値段を上げる。減る。また上げる。

この流れのまま突き進むと最後にはどうなるか、当事者は聞きたくもないだろうし
言わなくても分かる事だろうから明記はしないが、まあ避けたい道だろう。

幸い(でもないだろうが)、市場の状況は、無暗な乱発を求めてはいない。
今後メーカー側は、人員を最小限に絞り(勿論会社を最も圧迫するのは人件費だ)
それも、実力者、実績を持った人間に絞っての組織再編、
そして企画内容を突き詰め、年間の企画数を減らしてでも、個々の精度を高める事が
今後の必須懸案となるだろう。

これは、自分が何を言わなくても、今後自然とそうなる現象である。
メーカーで働く人間は、今後リストラや、会社自体の倒産リスクとも戦う事になるだろう。
それを予測し、上手く立ち回らなくてはならない。

そうしなければ、最終的には職を失うだろう。
フィギュア業界で10年20年、と言う人間のドロップアウトは悲惨だ。
この業界は(言うほど他の業界を知ってるわけではないが)、退職者が結構多い。
しかし退職した人間はほぼ必ず同業他社を目指す。
他業種に活かせるような経験がほとんどないからだ。自然そうなる。

今はまだ、交換が続く次期だ。メーカー側にその意識が有るにせよ無いにせよ、
より良い人員を求めて募集を続けるだろう。それに乗れば転職成功だ。

しかしやがてメーカーは人員を増やす事を止めるだろう。
それよりは厳選し、絞りにかかる。最終的にはめったに募集はかけない様になるだろう。
せいぜい新卒者で見込みが有りそうな人間の育成に力を入れるぐらいだ。

そんな時代、齢40、50を数え、目立つ実績や立場も無いままに退職し、
同業に行く先が無い、そんな状況には誰しも立ちたくないものだ。


フィギュアの価格が上がるメカニズムと、その結果。
特に結果の方は、メーカーにとって致命の毒になり得る。
メーカーに勤める人達は、その様な間違った商品価格の設定を会社が行っていないか、
行っていたとしてその流れは是正出来るのか?出来ないとして、数年後どうなるか?等と言った事を
クレバーに見つめ、立ち回りを考えなければならない。

願わくば、業界に関わる全ての人々(メーカー、関連企業、消費者)に満足と平穏が訪れ
健全で盛況な業界へとなっていって欲しいと思う。
そしてその理想を築くのは、やはりこの業界の人間次第なのだ。

せいま~くつ~

P7190009.jpg

アイキャッチのポーズ何気に凄いムズいじゃないの・・・。
なんでXO(GC)はBGMあの辺なんかなぁ。いやどっちも良い曲やけどさ。
ダンクーガ並のアレンジ(あれは詐欺)入ってるなら良いんやけどw

他の商品見てからMk-II見ると結構脆い部分とか気になる所あるのぅ。
バッシュも何か顔が見本と全然違う気がするが。
あともうちょい長いバインダー欲しい。

今でも十分色々出して貰ってるとは思うけど
Mk-IIの相手になる様にせめてオージェ以上の機体もちょっとは入れて欲しいのぅ。
オージェは結構へちょいイメージあるからどうせならオリジナル・オージェの方が・・・バッシュも有るし。
(あれもバイオリレーション無かったらさほどでもないと思うが)

現実的な範囲ではアシュラの方が可能性あるかなぁ。せめてあと一機強敵枠で何か出して欲しいな。
まさかディザードが出たりは・・・カラバリも出来るが・・・そもそも売れんか?
反乱軍はエルガイム2機とディザード有れば大体表現出来ると言うのに。

ヘビーメタルとSPTはもうちょっと頑張って欲しいなぁ。
R3仲間だしぃ

最近HM(ヘビーメタル)が好き

P7130001.jpg

たまにはブログ使ってみるか。
メモは全然見てない事に気づいたの一旦消した。


昔はそうでもなかったんだけど、最近になって凄いHMにキュンキュン来る。
ロボ魂の造形が好みに合ってるだけなんかな?
SIDE HMはギミックも凝ってて良いよね。

P7130004.jpg

鏡に写してみたり。
エルガイムのなんか変な気合いの入ったポーズがツボ。

P7130005.jpg

やはりロボは煽りで撮りたいね。
照明とかもっと凝ったらもっと現実的に見えるかな?
バッシュにベース持たせたいのぅ

エルガイムのOPもさぁ。イントロのドォーンボワボワボワボワですっげーワクワクするよね。
たしかなものがなんにもないね♪で世界が崩れ去ってセイバー構えるダバとかさぁ。
サビのShow me the way to youの直後のベベベベ!が超カッコいいんだよ。


SIDE SPTとSIDE ATも欲しいのぅ。

昔のロボットアニメってマジで国上げて保護・維持していくべき対象だよなぁ。

そんな事より

キュアピース一話の内に何回キュア顔ダブルピースしてるんすか!
今の世の中どうなってんすか!朝っぱらから何てもの放映してるんすか!
子供にあんなもの見せて良いと思ってるんすか!
必殺技までじゃないすか!提供後までダブルピースじゃないすか!
そんなのフィギュアで再現するしかないじゃないですか!
フィギュアーツスマイルプリキュアシリーズには全員ダブルピース手首デフォで付けて下さい!
お願いします!お願いします!


そしてサニー様美しすぎる(´∀`)大きいのはメガハウスが出してくれるかな?
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